【ドラレビュー】「きつねにつままれた話」の感想(2018/02/16)

「きつねにつままれた話」

《あらすじ》

 部屋でゴロゴロしているのび太にあきれたドラえもんは、『具象化鏡(ぐしょうかきょう)』を取り出してスイッチを入れる。すると、周りの空気が音を立てながら流れ始めた。ドラえもんは、これは「時の流れ」で、のび太がだらけている間にも時間は流れていくのだと説明するが、のび太は無反応。せっかく勉強したものの、テストの結果が0点になりそうだと落ち込んでいたのだ。
 ドラえもんが再び具象化鏡のスイッチを入れると、のび太の周りに暗いもやがかかる。落ち込んだのび太が「暗い人」になってしまったからだ。ドラえもんによると、これは言葉上の表現を目に見えるようにするひみつ道具なのだという。

 話がまったく理解できないのび太がスイッチを押したところ、きつねが現れ、のび太の口をつまんで引っ張る。「きつねにつままれた」が具象化されたのだ。ようやく仕組みを理解したのび太は、具象化鏡を手に出かけることに。
 出かける直前、「勉強もしないで、今学期の成績が楽しみね」とママに言われるのび太。すると突然耳が痛くなって…!?
(てんとう虫コミックス ドラえもん 第39巻「具象化鏡」より)

《感想・レビュー》

 これは旧ドラえもんでも放送されたことのある内容ですね!心が張り裂けそうになるところがちょっとトラウマ。

 部屋でゴロゴロのび太くんにドラえもんの小言が炸裂スタート!!いつものパターンです!!!
 ドラえもん「見ろ、時の流れだ!!!君がだらけている間にも時間は休みなく流れていくのだ!!!」

 頭が痛い言葉です。。。

 言葉の上の表現を本当に見えるようにする道具「具象化鏡」を使って自覚させるも、のび太くん「それがどうした?」、「どんなに努力しても無駄なことは変わりないんだ」と一蹴。。。

 そんな悲しいこと言うなよー!!!


ドラえもんが「具象化鏡」を使ってのび太くんに自信の暗さを自覚させようとするも、よく分からないとのび太くん。そんな心境が現実に現れて狐がのび太くんをつまみに登場www


ちょっとこの狐がどこに行くのか追いかけてみたくなりました!!
 この道具を「面白い」とのび太くん!何事にも興味を持つことは良いことです!!!
 この「具象化鏡」の効果でのび太くんはママの言葉に耳が痛くなったり、ジャイアンの言葉に暗くなったりします。スネ夫くんは嘘をついて真っ赤になりますがw

この後スネ夫くんがジャイアンに「ジャイアンの野球の腕前はプロ並みだね~」と言っていますが、私もそう思います!!


宇宙開拓史ではブルトレインをジャイアンのバッティングで撃破したり、


ブリキのラビリンスではロボット空軍をこれまたジャイアンのバッティングで撃破したり、その腕はプロ級です!!


 そして魔界大冒険では魔王デマオンの心臓に銀のダーツを命中させるコントロール、威力、肩の強さ!!ジャイアンはドラえもん界の大谷翔平だった!?
 なぜジャイアンはプロ野球選手の道を進まなかったのか???

脱線しましたが戻ります!ジャイアンに呼び止められ野球の練習に付き合わされますが、ジャイアンはスネ夫くんにおだてられ天狗になり、スネ夫くんはゴマをすり過ぎた挙句嘘をついて真っ赤になりジャイアンにボコボコにされます。
 その後のび太くんは、しずかちゃんと出木杉くんを見かけると嫉妬の炎に焼かれ絶望のどん底に落ち、さらに暗くなり胸が張り裂けそうになりますが、先生が一言、

「昼間っから暗闇で騒いでいるのは誰だね??」←昼間の暗闇を見てそんな言葉が出る先生さすがですwww

 そして先生から自信がなかったテストの点数を聞きのび太くんは、

天にも昇る心地にーーー!?!?(落ちたら死ぬで…)

ドラえもんの説明に先生は「なるほどー」の返しwwwさすがです!!

といい感じになるのもつかの間、

何か大きな足音が近づいてくる!?!?

何事?と思えばそれは、「春の足音」が近づいていたのでした!

ドラえもんには稀(?)な綺麗なオチでほっこりでした!!!