《ドラえもんの”大人力”》大人もハマるドラえもん特集第2弾が放送されました!!(サンデーステーションにて)

「サンデーステーション」で『大人ドラえもん』企画の第2弾が放送されました!

3/25(日)に放送されましたサンデーステーション(テレビ朝日)の特集で、『大人ドラえもん』の第2弾、「大人ドラえもん」がどのように作られているのか?そのヒミツに迫った様子が放送されました!!

特集のナレーションを書き起こしてみました!!

特集の一部分ですがナレーションを書き起こしてみましたー!!

キャスターの席に一緒になって座る3Dドラえもん!!

《ナレーション》

 こういった非常に高度なプロの技術は大人をも惹き込む魅力を持っています。

 長年、テレビや映画で数々のドラえもん作品を生み出してきた「シンエイ動画」。公開中の『のび太の宝島』もここで作られました。この作品は一部の3Dシーンなどを除き全て手書きです。今回は上映時間108分でセル画は85,000枚以上にものぼります。
 キャラクターなどの設定図には劇中に登場する道具の細かい動きや、のび太たちの日焼けの具合までも書き込まれています。

 そんな今回のドラえもん。いつもとちょっと違う点があるそうです。

(作画監督 亀田 祥倫さん)
「いつものドラえもんよりちょっと小さめにサイズを意識的にしています今回は。ドラえもんって設定どおり描くと物凄いデカいんですよ。そのデカさをデカく見せたくなくて、やっぱり友達とか同じ目線の一緒に遊びたくなるようなそういうのをちょっと形にさせてもらったかな。」

 プロがこだわる見せ方。それはポスターなどのデザインにもあったのです。
 以前はキャラクターを全面に押し出し、一目でドラえもんと分かるデザインが主流でした。しかし2014年公開の『STAND BY ME』では、ドラえもんの後ろ姿だけというデザインを採用。これが大きな反響を得たことで従来にないデザインが次々と生まれました。
 
 これはドラえもんを「ド」の一文字で表現するという斬新なもの。これは劇中に出てくる指輪を使ったイメージ画で、キャラクターが登場しないデザイン。

 新作のポスターでは、キャラクターが一瞬どこにいるのか分からないほど小さめ。

 数々のデザインにはこんな思いがありました。

(東宝・映画宣伝企画室プロデューサー 土肥 直人さん)
「やっぱりドラえもんの世界観は感じれて、大人の方にとっては非常になんか心に刺さるものがあるビジュアルを作っていきたいなと思って作っていますね。」

 さらに新作では、20年前の作品のPRで登場した巨大帆船を復活させました。当時ファンだった親の世代にも一緒に楽しんでもらおうという狙いからです。

 新作のオリジナル脚本を書いた川村元気さん。大ヒット作『君の名は』などを出がけたヒットメーカーです。今回、ストーリーでのポイントは?

(『のび太の宝島』脚本 川村元気さん)
「親子のドラマっていうのがメインテーマになっていて、やっぱりどこかこう子ども時代には分からなかったけど大人になって、あの時親に言われたことはこういう意味だったのかなとか、いろんな謝れなかったことや後悔みたいなものがたまってくるじゃないですか大人になると。そういうものをきちんとこうドラマにして入れたいなっていうのはありました。」

 新作ヒットに発見があるドラえもん。いろんなクリエイターの思いが込められています。

《ここからはドラえもんから皆さんへのメッセージです》

(ドラえもん)
「僕の生みの親である藤子・F・不二雄先生はのび太くんのことがだーい好きでした!グズでノロマでダメなところばかりなんだけど、自分がこうしたいという夢をのび太くんはいつも持っていて、失敗してもなんだかんだで挫けないんです!昔子供だった皆さんも夢を持ち続けてくださいね!!」


今回の特集を観終えて!!

 残念ながら第1弾は観逃してしまったのですが、第2弾を観ることができて良かったです!制作スタッフの方々の思いやドラえもんのメッセージなどに感動と元気をもらいました!

 正直『のび太の宝島』を観るまでは、どうしても『のび太の南海大冒険』の陰がチラついてしまい比較をしてしまいがちになってしまいました。なのでこれ以上色を付けたくないと思い、事前情報はほぼほぼシャットアウトしていました。もちろん映画は楽しむことができ納得のいく箇所・疑問に思う点など様々な発見がありました。

 しかし事前情報は本当は良い影響を与えてくれます!今回のこの特集で、様々な発見がさらに見つかりました。正確に言えば発見を探すための道しるべが出来たといったところでしょうか!
 川村元気さんをはじめ制作スタッフの方々があげた注目ポイントを軸に、これまで気にしていなかったシーンに目を向けることが出来ます。ポスターのデザインでの魅せ方、キャラクターのサイズ観、そして脚本家の掲げるテーマ。少し角度を変えてみると一度目にしたドラえもんがガラリと変わるのが分かります!

 そして最後のドラえもんからのメッセージ!!
 
 仕事も全然上手くいかないし、本当に全然楽しいこともないし、挫けちゃいそうだよ…。そう思っていました。それなのに、なんか頑張ればできるんじゃないかな、という気にさせてくれるのがドラえもんです!元気にさせてくれるのがドラえもんです!
 「失敗しても挫けない」、「夢を持ち続ける」!とっても簡単なことのようでとっても深く難しい言葉です!皆さんの中にはこの言葉をしっかりとご自身の幹に根付かせている方もいらっしゃるかと思いますが、私にはまだまだ努力が必要です。
 しかしそれを重荷に感じるのではなく、ドラえもんからもらった元気としてしっかりと自分の幹に根付かせて、失敗しても這い上がる精神と自分の夢を育てていきたいと思います!