《『のび太の新恐竜』公開に向けて》『のび太の恐竜』の三大見どころポイントについて語ってみる!!【ミニドラレビュー♯6】
この度は当サイトにご訪問下さり誠にありがとうございます!!
管理人のaotoramonです!!
【ミニドラレビュー】と題しまして、
ドラえもんのある事柄にフォーカスし、当サイト管理人の個人的な観点から「再発見」・「新発見」に繋がる『何か』をお伝えしていけたらと思います!
今回は「劇場版第一作『のび太の恐竜』について語ってみる」!!!
2020年3月6日に公開されます『のび太の新恐竜』について続々と新情報が届くここ最近ですが、やっぱり結びつきがある影響なのかその都度『のび太の恐竜』についても思い出されます!(個人的にですがw)
劇場版ドラえもんのタイトルは、個人的にどれも面白く感動し勉強になり大好きで、もちろん『のび太の恐竜』も好きな場面・好きなセリフ・思わず涙してしてしまうシーンなどが多くあります!
ということで個人的な見解ではありますが、当記事のタイトルにもあります通り、「三つの見どころポイント」に分けて『のび太の恐竜』の魅力についてお伝えして参りたいと思います!!
ではでは!!!
『のび太の恐竜』の三つの見どころポイント!!
映画ドラえもんの第一作である『のび太の恐竜』!
その公開年は1980年ですが、当時のドラえもんファンの方からすると、待望の映画化ということでそのワクワク感や衝撃がすごかったのではないかと思います!
他のアニメファンで例えるなら、劇場版名探偵コナンの『時計じかけの摩天楼(1997年)』や劇場版ポケットモンスターの『ミュウツーの逆襲(1998年)』、劇場版ワンピースの『ONE PIECE(2000年)』などが公開されたときと同じ様な「待ってましたー」という感じでしょうか!
残念ながら私は、まだ『のび太の恐竜』公開時には生まれていなかったので、当時の感動を味わうことができなかったのですが、それでも毎年公開される映画ドラえもんの予告を見る度にワクワクしますので、それ以上のワクワクや感動があったんだなー、と当時のファンの方々を羨ましく思います!
私の想像はさておき、今回は『のび太の新恐竜』が来春公開ということで、第一作『のび太の恐竜』について現在の私の感想や思うところをお伝えさせていただきたいと思うのですが、下記のような三つのポイントに分けてお話をさせていただければと思います!
①冒険の始まりは「口から出任せ」
②動物との触れ合い・動物を育てるということ
③胸が熱くなる「胸アツポイント」
①冒険の始まりは「口から出任せ」
個人的にはこのパターンは結構好きです!みんなが否定するものへの挑戦、いまだ出会ったことのない未知への冒険!
とても心が躍ります!!
さて第一作『のび太の恐竜』の大冒険のきっかけとなったのも、のび太くんの「口から出任せ」だったわけですが、一体どういうものだったかというと!
映画の冒頭、スネ夫くんの自慢話からスタート!恐竜の爪の化石をみんなに披露します!
しかしいつもの流れでのび太くんだけよく見せてくれません!
そして怒ったのび太くんは「なんだい、爪くらい!僕なんか一匹丸ごと化石を見つけてやる」と大見得を切ってしまいます!(この後あの有名な鼻スパに繋がるのですがw)
そしてこのことがきっかけとなり、大冒険へと繋がるのですが、私はこの「口から出任せ」がどのようなプロセスで現実化されるのかに注目して観ていました!
恐竜の化石なんてどうやって掘るの?道具は?場所は?仮に見つけたとしてどうやって持ち帰って保管するの?
など、そういった映画には細かく描かれていない部分に目を向けてしまいます!
他にもドラえもんの映画では、この「口から出任せ」パターンはたくさん出てきます!
『鉄人兵団』、『パラレル西遊記』、『雲の王国』、『ねじ巻き都市冒険記』など色々ありますが、どれも「口から出任せ」からの現実化が巧みで観ていてすごく楽しいんですよね!
『のび太の恐竜』に話を戻しますと、のび太くんはスネ夫くんやみんなと恐竜丸ごと一匹の化石を発掘するという約束を結んでしまいます!
そしてドラえもんに頼らず、化石発掘をするという選択を取るのです!本で調べたり、崖に行き掘り起こしてみたり、かなりアクティブにアクションを起こしています!
結果、強運により卵の化石を発見するに至るわけですが、こうした「口から出任せ」からの現実化には必ずとしてのび太くんのアクティブなアクションが起点となり理想の結果を引き寄せています!
一見するとのび太くんの序盤のシーンは、意地を張った考えなしの冗長したお決まりパターンに見えますが、実は何かを成し遂げるために必要な重要なヒントやメッセージがたくさん詰まったシーンであると捉えることができます!
思い立ったら本で勉強、批判されても発掘作業を実行、心が折れそうになっても出来ると信じ自己を鼓舞!折れないメンタルやスピード感のある行動力は、本当に見習いたい部分であり、人間として必要なものであるでしょう!
個人的にですが、のび太くんのアクションの結末はドラえもんに頼ってすぐに願いを叶えるお話の時ほど反動として自分にマイナスなことが返ってくるオチが多いと思います!
それよりものび太くん自身の力で何かを乗り越えようとした時(そこに少しのドラえもんのサポート)の方が、とんでもなくプラスの結果を生み出しているような気がします!
これもまた、引き寄せの力や潜在意識が味方をしてくれている一例であるのではないかと思います!
実は「口から出任せ」ってスゴイことで、有言実行のトリガーとなるもので、何かを成し遂げるためにはかえってこの「口から出任せ」を言った方がいいのではないかと思います!
もし仮にのび太くんが「見つけられないかも~」と思いながら化石発掘に取り組んでいたら、ガケシタさんの庭で恐竜の卵の化石を見つけることはなかったでしょう!
しかしこの「口から出任せ」のパワーで恐竜の卵の化石に辿り着いたと考えると、日頃ののび太くんのとんでもない「口から出任せ」も、この後どうやってこの「口から出任せ」を現実化するんだろう、とちょっと見方が変わり、また想像力も膨らんでワクワクするのではないかと思います!
皆さんも是非、この「口から出任せ」について考えてみたり、活用してみたりしてはいかかでしょうか??
②動物との触れ合い・動物を育てるということ
アニメ回でも多く見られるのが、動物や植物その他様々な生物などとの触れ合いです!(羽アリやタンポポ、裏山やフー子など)
お話では観察したり、一緒に遊んだり、その触れ合う時間はまちまちですが、最後のオチ(締め)は他の教訓回とは違って温かくほっこりする終わり方が多い気がします!(たまに心がジーンとして涙してしまうことも)
『のび太の恐竜』でもピー助の成長がよく描かれていて、その様子はとても温かです!
ピー助の体長の様変わりや触れ合いのシーンも多く描かれており、劇中では刺身をあげるシーン、プールで遊ぶシーン、大きくなり隠し場所が押し入れになったシーンや公園の池でソーセージをあげるシーンと期間的にも長いように思います!
映画としてはのび太くんとピースケとの日常は眈々と進み、取り立てて話すこともない部分かと思いますが、私は変な癖でそれ以外の部分に目を向けて考えてしまいます!
それ以外の部分とはどういうことかというと、映画では描かれていない「動物を育てるうえで起こる小まめな面倒やトラブルなどについて」です!
例えば映画ではのび太くんがピー助に刺身をあげていましたが、定期的な餌やりは動物を飼う上で欠かせない習慣です!
のび太くんが学校に行っている間はドラえもんがやってくれていたのでしょうが、ピー助があそこまで大きくなったのは2人がしっかり餌やりをしていたからでしょう!
それにトイレの始末もしなくてはなりません!
のび太くんの部屋が綺麗に片づけられていることから考えると、トイレの世話もきちんと行っていることと思います!(ドラえもんのひみつ道具で対処している可能性あり)
あとはピー助が深夜に突然謎の行動を取ったり、予期せぬ体調不良があったり、ペットを飼ううえで起こり得るハプニングもひょっとしたらあったのかもしれません!
しかしのび太くんは、泣き言を言わずにピー助世話を一生懸命するんですね!
私も犬を飼っているので多少ですが上記のようなルーティン、ハプニングやトラブルは経験しております!
だからこそのび太くんってすごいなって思うんです!ペットを飼ううえで必要なことを全て押さえていると私は感じました!
私がマイドッグを飼ううえで大事にしていることは、スキンシップ、会話、思いやりの三つです!
最後の思いやりがあれば自ずとスキンシップも会話も付随するのかなとは思いますがw
にしても、この3つが積み重なることでペットとの絆や愛情が育まれるのではないかと私は思います!
③胸が熱くなる「胸アツポイント」
三つ目は月並みではありますが、やはりこの場面は熱いやろって個人的に思ったシーンについて触れていきたいと思います!
1,ドラえもんの陰ながらの助け 日頃から、のび太くんやみんなが困った時に助けてくれるドラえもん!
『のび太の恐竜』の序盤では、恐竜の化石探しには乗り気な姿勢を見せないドラえもんでしたが、のび太くんが行き詰まったタイミングでさり気なくサポートをしてくれます!
個人的な意見ですが、このドラえもんのさり気ない陰ながらのサポートする場面ってとっても好きな場面です!
他のタイトルでも『のび太と雲の王国』の序盤でのび太くんのタケコプターの電池が切れて落下しているところを固めた雲で助けたり、『のび太の創世日記』で夏休みの宿題を手伝うためにこっそり未来デパートで「創世セット」を注文している場面なんかはほっこりほっこりして涙が出てしまいそうです!
ちょっと脱線してしまいましたが、話を『のび太の恐竜』に戻します!
のび太くんが化石らしき石の塊を掘り起こした際ですが、その石の塊が何なのか調べるのに困ってしまう場面があります!
その時もさり気なく部屋の外に置かれていたのは「タイムフロシキ」!
このさり気なさにドラえもんの陰ながらの優しさや思いやりの温かさを感じ、まさに胸がアツくなってしまいます!
アニメ回でも『風船いかだ』や『雪だるまドラ太郎』など、のび太くんの前に姿を現さずサポートするシーンがあるのですが、ドラえもんの親心やのび太くんへの思いやりには心が熱くなり、そのタイミングや選択など本当に色々と勉強させていただいております!
2,のび太←→ピー助、双方の思いやり
やはり『のび太の恐竜』のメインの柱は、のび太くんとピー助との絆であることは間違いありません!
お互いがお互いを思いやる様子は、これまた胸アツとなってしまいます!
のび太くんが風邪で寝込んでいるとき、公園の池に放していたピー助のことを心配していましたが、ピー助もまたのび太くんが心配で家まで会いに来ました!
ペットが飼い主のもとへ近づいて来てくれるなんて、飼い主にとって嬉しいことこの上ないとは思いますが、小学五年生ののび太くんはさらに上の行動に出ます!
のび太くんもピー助と一晩一緒に居ることもできたはずですが、「誰かに見つかったらどうするんだ?」とドラえもんにピー助を公園の池まで送り返すように頼みました!
この場面も、ペットを飼っている私中心の意見で恐縮なのですが、旅行のためにマイドッグをホテルへ預けた時のことと重なってしまいました!
その時の寂しさと言ったら言い表せないのですが、預けたホテルを離れる際にマイドッグが寂しそうにほえ続けた様子は、今も思い出すと胸が締め付けられます!
自分の都合で通常の生活とは切り離された別の環境に連れ出してしまった!
のび太くんも同じような気持ちになったのではないかと思います!
自分の都合でピー助に住みにくい生活をさせてしまったという思いから、ピー助を白亜紀へ送り返そうと決心したのではないでしょうか!
《さいごに》
『のび太の新恐竜』公開を前に、第一作目の『のび太の恐竜』について少しだけではありますが、私の個人的意見、注目ポイントをお伝えさせていただきました!
もちろん賛否両論あるかと思いますが、『のび太の恐竜』をご覧になられた皆さんにも様々な感想、思うところがあると思います!
私の感想はその一つにすぎないと思いますし、皆さんの中には私とは違った全く別のシーンが印象に残ったという意見もあることでしょう!
私と同じシーンでも、別の観点や視点から素晴らしい感想をお持ちになった方もいるかと思います!
是非ともそういった皆さんの意見も、コメントなどを通じてお聞かせいただけると幸いです!
私及び他の訪問者さんのドラえもんワールドが広がるきっかけになると思いますので、お気軽に皆さんの意見や感想、その他メッセージなどをお待ちしております!
ではでは最後までお読み下さり誠にありがとうございました!!